HGUC 陸戦型ジム #06 自作デカール

自作デカールに挑む。

Twitterで僕が普段からお世話になっております、カインさん(@kaine_mc)に大変ありがたい事にデカールの印刷をして頂ける事になりました!

やったぜ!!学生時代から自作デカールには強い憧れを抱いていたので本当に嬉しい!!

カインさん本当にありがとうございます!時期になったらリンゴ送ります。(青森県民)

デカールの制作ツールについて

デカールのデザインに関しては、職業柄、馴染みのあるAdobe illustratorというツールを使用しました。極論なんでも良いとは思うのですが、印刷をかける都合上、ベクターデータを編集出来るツールが好ましいと思います。

実際に作ってみる。

原作や各種書籍等の資料を基にオーソドックスなデザインにまとめてみました。この後どうしてこのデザインにしたのかを解説します。

また、各種コーション的なデカールもせっかくなので最初は自分で作ったのですが、今回はカインさんから頂いたデータをそのまま使用させて頂く事にしました。出力後見栄えが良くなる文字並び、サイズ、文字間隔等どう考えてもカインさん印のデカールが良いに決まってますからね。ここにたどり着くまで大変な苦労をされたに違いない。

EFSF or EFGF?

ところで、愛すべき面倒くさいガノタの皆さん。陸ジムって”地球連邦 軍”になると思いますか?僕は今回、地球連邦 軍(EFGF)扱いとしました。(もっと言えばEFFという選択肢もあったんですがここでは割愛します。)

またまたここで面倒くさいガノタ考察

HGUC陸戦型ガンダムとHGUC陸戦型ジムに関してはボックスアートや説明書を見ると「EFSF」表記になっています。「なーんで陸戦型の名を冠するこの2機が”EFSF”(地球連邦 宇宙 軍)なの?」なんて思っていたのですが、流石に公式がこの辺を容易に間違えるということは考えにくいのに加えて、HGUCEz-8のボックスアート等の表記に関しては”EFGF”表記になっています。そうです。ここが面倒くさいガノタが納得するためのヒントになっていたんです…

主導となって開発指揮を取った軍省の表記説

MS(多分ザクとか)の威力により1年戦争開戦からジオンに宇宙でも地球上でもボッコボコにされていた地球連邦軍。

当然、MS強すぎ…こっちも造らなきゃ…となんやかんやでV作戦の優秀な2種のMS(再びキャタピラ差別)が誕生し、とりわけ地球を今すぐ取り戻せ!ということで先行して陸戦型シリーズを生産配備。そして満を持してアホほど素ジムを生産!。体力の差を見せつけて最後はジオンをボッコボコにするという流れになるのは皆さんもご存じの通りですよね。

ここで。素ジムまでのMSは開発やらなんやらを宇宙軍主導の元で進められていたと仮定します。そもそも初期の連邦軍のMSはどれもこれも、公式では”EFSF”表記になってるし。

では何故Ez-8ではEFGF表記になっていたのでしょうか?その理由は…でっち上げです。ただのでっち上げ。シローが陸戦型ガンダムをぶっ壊した後、現地に有る物を使って良い感じに修理したEz−8ですが、その際に勢いに任せてEFGF(陸軍)って入れたかっただけ!

宇宙軍と陸軍仲悪い説

先の通り、地球連邦”陸軍”はいくら当時のザクがヤベー兵器だったとしても地の利で勝るはずの地上でやらかし(敗戦)が過ぎて、宇宙軍からは「おまえらさぁ。もっと上手く出来ないのw?マジ重力www」という謎のマウントというか小馬鹿にする態度を取られていたのではないでしょうか?いや。きっとそうに違いない。

まぁ宇宙軍も宇宙軍で開戦からルウム戦役の辺りまでは、そりゃもぅ目も当てられんザマだったので「コロニー落とされてマジ迷惑www 終いにはレビル捕虜にされたらあかんやろwウケるwww」と何なら先に罵ってたかもしれない。まぁともかく両軍仲が悪かった!

そんないけ好かない連中から、しまいには「ほれ。お前ら向けに開発してやったぞ。E★F★S★Fの陸戦型ーwww」なんてノリで宇宙軍所属の名を冠したMSを卸されて、陸軍関係者は何を思ったのでしょうか?面白くないに決まってます。プライドはズタズタです。せめてもの抵抗で現地改修を施したシローのEz-8にはEFGFの名を付けたのでは無いでしょうか?

更に、プレミアムバンダイで販売されたMGジム・スナイパーでもボックスアート上はEFSF表記。しかしドライデカールではEFGFの表記となっておりました。ドンピシャです。自分の考察力が怖い…(ガバガバ)

詰まるところ…現地改修やなんなら色を塗り替えた等、隙あれば現地で勝手にEFGF表記に変えていたんです。面白くなかった陸軍が。大人げなく。

じゃあ何でこの陸戦型ジムはEFGF表記なの?

ここまで色々と説を立ててまいりましたが、僕が今回制作している陸ジムにはどのタイミングで陸軍の改修というか介入というがあったのかの問題に触れていませんでした。

色々と調べていると”マスターアーカイブ”より、素ジムに正式採用されたジェネレーター(ちょっと良いジェネレーター)を積んだ陸ジムが大戦末期には存在していたと記載があったそうです。オデッサ作戦辺りの機体を想定して作って来たので時間軸的にちょっと強引ですが、大戦末期見られたって事は大戦中期に色々実験してたって考えても不思議じゃないので、この機体は先日の記事で持ってきたガンキャノンのビームライフルを安定して放てるようにとか、戦果を期待された名も無きエースパイロット用に強化チューンされていた等、それっぽい事にしておきましょう! …最後雑だなぁ。

この余談について

当然ですが前回同様ぜーんぶ戯言です。更にたちが悪いのが僕は完全にガンダムの世界観を抑えてないので、正史の見落としも沢山あるはずです。

でも模型に限らず何かをする時に自分なりに「きっとこうだろう!」と納得した上で物事を進めるのは楽しいのです。そこにワンダーはあるのかい?って事です。(徳光康之先生大好き。)

話を戻してデザイン解説

なんで00なの?

このナンバーには特に深い意味は無く、イメージとしては要所要所派遣される傭兵的なパイロットの機体を想定してどの小隊にも所属しない”ノーナンバー”であるゼロを並べてみました。ようは中二病です。

BT 004 ってなに?

上記の余談でも少し触れましたが、今回こちらのジムはオデッサ作戦に参加したという想定の元で制作しています。オデッサ作戦時にはビッグ・トレーを司令塔とした、陸上戦艦第4打撃部隊という隊が存在するそうなので、ビッグ・トレー(BT) 004(第4打撃部隊)と表記してみました。派遣されてきたとはいえ、味方部隊間との連携もあるでしょうから、とりあえずの配置、こういう記号番号の準備(マーキング)も必要かな?と思って作成しました。

あと、BTの横にリスザルのシルエットを配置してみました。せっかくの自作デカールなのでちょっと他と違うことがしたかったからです。

陸戦型ジムの型式番号

遊び心で陸ジムの型式番号、RG-79[G]をロゴっぽい感じにデザインしてみました。お気に入りポイントはRの文字の切り掛けです。(内緒ですがトヨタ CH-Rのロゴマークをパクりました。)

終わりに

カインさんにお声がけ頂きこうして、自分で制作したデザインのデカールを採用するという初めてのワクワク感を体験させて頂いております。

おかげさまでデカールのデザインを考えるのも工作や塗装とはまた違った模型の盛り上がりを感じています。本当にありがたいです。ありがとうございます!

それでは、皆様も楽しい模型ライフを!

HGUC 陸戦型ジム #05 寄り道

寄り道

もはや一週間でも何でも無くなってしまった。ということで、やりたい事やりたいようにやろうと思います。(案の定)

ちょっと風変わりなことしたい。

ガンプラを作る上で僕は原作に沿った設定を気にする方です。

極端に言えばザクⅡにヴェスバーを背負わせる等は避けたい…逆に言えば原作でやっていない事をしようとするとはたして大丈夫だろうか?と悩んでしまうことも多々あるのですが、先日Twitterでサボリーさん(@Mr_Saboly)ギャンを拝見した際に思ったんですよね。

長いライフルとデカい盾すんごいカッコいい。

この意匠は僕も取り入れたいなぁ!と直ぐに胸をときめかせたのですが、上記の通り面倒くさい僕は、まず最初に「持っていても不自然じゃ無い武器」を考える必要がありました。

長いライフルについて

長物として目を付けたのがガンキャノンのビームライフルだったのですが、ジム如きにV作戦の特別な2機(キャタピラ差別)が装備していたような立派なビームライフルを装備出来るのか?と疑問がありました。が、確認をしてみると…

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』第10話において07小隊機が陸戦型ガンダムのビームライフルをしっかり装備しているではないか。

更に調べてみると、多少の違いはあれど陸ガンビームライフルも本家ガンダムビームライフルと大差無い模様。こりゃ撃てるわ。解決ッ!

デカい盾について

うん。持てばいいだけだし。解決ッ!

装備を変えたとして…有効なの?それ?

さて。とりあえず使える使えない問題は解決?しましたが更に気になる点にぶつかります。果たして持ってきた装備に有効性はあるのか?いや、もっといえば別に有効性が無くても良いんです。

ガンダムでよく見かける「量産機として開発が進められていたがコストが高く生産は見送られた」みたいな滅茶苦茶な話であろうとそこに物語を感じる事が大切です!(鼻息粗めに)

問題その1:森とかで長いライフル取り回し悪すぎ説。

現実のミリタリーな世界では狭い屋内向けに銃身を切り詰めたカービン銃が存在したり、もっと小さいサブマシンガンが威力を発揮しているようです。

劇中で陸戦型ジムは森の中を練り歩いていたような気がするのですが、そんな中でガンキャノンの長いライフルなんて持ってたら木の枝やらなんやらに引っかかるに違いない。そもそもの標準装備品はコンパクトな100mmマシンガンだ。流石…理にかなっているではないか…

問題その2:重力化でデカいシールドを装備してたら重くて大変説

地球の重力の元、デカい金属の板を持って歩こうもんなら関節やらなんやらの負荷が凄そうで気が引けます。更にシールドが重くて動作が遅れガードが間に合わないという本末転倒な事にもなりかねないのではないだろうか?心配になります。

この問題を解決(自分なりに納得)しなければ気持ちよく作れませんので更に色々と調べてみました。

解決その1:作戦領域はジャングルとは限らない。

陸戦型ジムは50機程度生産され、その多くは08小隊の舞台であるコジマ大隊に配備されました。それでも半分位は別の場所に配備、また運用されていたそうです。

それならばわりと開けた場所で作戦を遂行する陸戦型ジムが存在しても不思議ではありませんし、同時期の武器(実弾銃)よりもきっと優れる有効射程、またその射撃精度、圧倒的なビーム兵器の威力を浴びる側になる敵兵にはさぞ恐れられたのではないでしょうか?おぉっ!盛り上がってくる!

解決2:オデッサ作戦で普通に陸ジム、シールド装備してた。

色々と資料を漁っている内に見つけてしまいました。『MS IGLOO 2 重力戦線』という映像作品に登場する陸ジムは普通にシールドを装備して運用されていました。陸ジムの腕筋舐めてた。

というか、ジャブローやらなんやらで素ジムも装備してましたしね。そもそもジム舐めてた。

シールドの件はまぁ良いとしてライフルに関しては実にご都合主義というか、わざわざ自分に難癖を付けた割にはお粗末な解決案ではありますが、ガンダムという実際には“あり得ない”世界観を”グッと楽しむ”にはこの程度がちょうど良いのかな?と思っております。

実際に装備させてみる。

うーん!凄く良い!長物+大きなシールドを携えることにより一層ヒロイックさが増したのでは無いでしょうか!ジムの癖に生意気です!(やはり舐めてる)

上記ではとりあえずライフルもシールドもマスキングテープ等で無理矢理つけているだけなので、接続等の調整をします。

ライフルの調整

旧HGUCガンキャノンのビームライフルも何とか、MSハンド03(連邦用の小さい方)に無加工でマウント出来ました。保持力に少々問題があるので、塗装後は接着してしまおうと思います。

武器の合わせ目消しには学びが沢山。

ライフルは当然ながら、モナカ構造となっているのでパーツの全面にグルッと合わせ目が出ます。 何気なく処理してきましたが、特にこういった大きめのライフルパーツの合わせ目消し~表面処理作業は存外、難易度が高いのでは無いでしょうか?

面が入り組みまくりでヤスリが入らない、エッジが立たない(処理しきれない)のオンパレードです。境目となる部分は逆エッジとして罫書き針等で彫り直してお茶を濁したり、敢えて出来高のことを考えてエッジを潰してみたりと細かい(けれど大切な)作業が多く、表面処理の良い勉強、鍛錬になるかと思いました。(すんごい今更。)

そして…ゲート跡がすんごいエグれてました。

今回、このガンキャノンのビームライフルはヤフーオークションを利用して、ジャンクパーツ扱いで購入したのですが、物の見事にゲート跡というゲート跡が剔れておりました。何だか少年時代のやらかしを思い出して懐かしい気持ちになります。

ゲート処理なり、何かしらでパーツを大きくエグってしまった場合はラッカーパテでは埋まりきらない場合が大半なので、シアノン(瞬着)+ベビーパウダーを混ぜた物を埋め材として使います。

※上記シアノン+ベビーパウダーに限らず、ポリパテ等をパーツに直接盛り付ける際に付けたくない、付いて欲しくない場所がある場合は紙ガムテープを使用してマスキングすると万が一盛り付けの際に不要な場所にパテがはみ出てもパーツにダメージ無く盛れるのでおすすめです。

シールドの調整

表面の十字をオミット。

旧HGUCガンダムのシールドを持ってきましたが、散々設定がドウコウ騒いだ割に元の黄色十字が昔から好きになれないので、埋めたり貼ったりでジム寒冷地仕様的なラインモールドに変更しています。あと、発売時期的にシールドのエッジ部が猛烈にだるいので、整面作業はしっかり行いました。

接続部の自作

旧HGUCガンダムのシールドとHGUC陸ジムの前腕部は接続の穴の形状が違うのでそのまま接続することが出来ません。そこで陸ジムのシールド受けに合うようにマウント部を自作します。

腕に沿うようにコの字にプラ板囲み。(雑でもOK)

バイスの面?を目安にパーツを簡単に整形。

一度くり抜き、強度確保のため貫通させて接続ピンを作成

更に削って大きさの調整。

シールドは接触するダボ等を平らに。マウント基部?はプラ角棒をベースに…

適当に削ったり、付けたりして様子を見つつ…

なんやかんやでそれっぽくする。

こんな感じにマウント部を自作しました。完全に現物合わせです。定規等全然使いませんでした。

寄り道終了ッ!

ビームライフルとマシンガン。どっちも良いなぁ!

面倒くさいガノタ丸出しの記事となりましたが、細かい事を抜きでもやはり長物+大きいシールドは良いですね!やはりめちゃくちゃ格好いいです!

さて。いよいよ次回は塗装作業に入ります。時間が滅茶苦茶ですがいよいよ#目指せ一週間モデリングも佳境となります:-)

一応最後に書いておきますが、あくまでこの記事の考え方は”僕が作る時”に大切にしていることであって、他人に「原作を基準とした設定の事を考えなさい。」と言うつもりは毛頭ございません。ザクにサテライトキャノン付けたって別に良いじゃないか。あ、でもその際はついでにティファも同乗させちゃおう!

それでは、皆様も楽しい模型ライフを!