HGOG ザクⅡ #07 総仕上げ

ここから仕上げていこう!

さて。いよいよ今回の記事でフィナーレを迎えます。

この記事では上記画像の一度仕上げた状態から、求めていた仕上がりを追った課程を記載します。現状を文字に起こしてみると…

  • ラッカー塗料で全塗装済み(デカールは一切貼っていない。)
  • エナメルカラー、タミヤウェザリングマスターでウォッシング等の汚し塗装済み
  • つや消しクリアー散布済み

といった状況で汚し仕上げの模型(ガンプラ)としては一応完結していると思います。なのでどちらかと言えば仕上げというよりかはリテイク?仕上げ直し。といった方が適切かも知れません。

デカールを貼る。

シルバリング防止の観点から水転写デカール(以下デカール)を貼り付ける際には、パーツが“平坦=艶あり”状態で貼るのが好ましいのは周知の事実ですよね。

僕もこれまで色塗り後に粛々とクリア塗料を吹き、パーツの表面を整えた後でデカール貼りの作業をしていたのですが面倒くさがりの僕は「マークセッターとかソフター使ったら”でこぼこ(つや消し)塗面”でも行けるんじゃねーか?」と予てより思っていました。

そもそも何故つや消し面にデカールを貼るとシルバリングしやすいのか?というのはググって頂いた方が早いし丁寧な解説が多いので詳細は割愛しますが、要はデカールがしっかりと“ふにゃふにゃ柔らかく”なれば、デコボコ面にも”追従して空気”入らないだろ!きっと!!という風に思ったわけです。

実際につや消し面にデカールを貼ってみた

結論から言うと全然イケちゃいました。何ならコーション等小さい物に関してはソフターを使うまでも無く、セッターを貼り付けたい場所にトプっと乗せてデカールをポチャンと落として、1分程度そのまま浮かせておいて気持ちシワーンとなったタイミングで圧着させればそれだけで全然オッケー。(とてつもなく頭が悪そう。)

唯一コツがあるとすれば、圧着前に余分なセッターを綿棒等を使って水分を吸収した後、優しく圧着させる位ですね。そうすると狙った位置にビタッと配置しやすいと思います。

大判デカールに関して

対してエンブレム等の大きめのデカールに関しては、流石に上記方法と合わせてソフターを散布した状態で貼り付けただけではシルバリングが発生してしまいました。

これはつや消し面に限ってのリカバー方ではありませんが、オーソドックスにデカールにナイフ等でプツプツと穴を開けてソフターを塗りつけてしばし放置の上、これまた極めて優しく濡らした綿棒でコロリコロリ…と馴染ませてあげることでシルバリングを解消することが出来ます。

このリカバリーはデカールに切り込みを入れるのでは無く穴を開けるようにしてください。切り込みを入れると高確率でソフターを塗る段階、もしくはコロリコロリ…の作業の段階でデカールがばらけます。また、穴の間隔が狭すぎても同様の状況になりえますのでほどほどにプツプツしましょう。…今回僕は穴開けすぎて少しデカールバラしました(笑) ウェザリング仕上げで無ければ即死だった…

結論今後はつや消し面も気にせずにデカールを…

多分貼りません(デーン!) 上で散々イケる!と記しておいて何ですが基本的には光沢面の上からデカールを貼る方が仕上がり良いと思いますし、何よりつや消し面相手だとデカールの滑りが悪く、位置決めがちょっと面倒でした。なので今後も粛々と色塗り後にはクリアーを吹いて生きていくことでしょう…んー。でもウェザリング仕上げの場合は半光沢塗料位ならクリアー省いても良いかな?

一旦つや消し~暗部の調整。

上記の状態からデカールの段差を緩和するためデカール付近にラッカークリアーを塗装。後に続くウォッシングの足付けとすべく、クレオス フラットベースあらめ・ラフをススス(クレオス ーパームークリアー)に混ぜた物を使って塗面を再びガサっとさせます。この段階でかなりデカールの段差が気にならなくなりました(完全では無いけど)

コート後、各部影になりそうな所、モールド付近やエッジ部に追加で黒を入れました。この後の行程で塗装の質感というか色の変化を付けたいと思ったのでここではきつめに黒を挿しています。ボソボソドロドロ。

もぅなんだかんだ重ねていく。

ここからは各種、模型汚し用品(タミヤエナメルだったり、クレオスのウェザリングカラー、鉛筆の粉等)を駆使してシャドーだったり、ハイライトだったり、チッピングなり何なりを、ほとばしる熱いパトスを持ってぶち込んでいきます。このへんの作業は完全に行き当たりばったりでして、上手く言語化出来そうもありません。ともかく昨年のうっぷんを存分に晴らしました。

追加で光が”当たりそう”な場所にイエローを置いたり…

再びガサゴソっとつや消しを吹いてみたり…

白で更にハイライトを書き込んでみたり…

小豆色部(ボディ)には重さを演出するべく、微妙に色合いが違うエナメル塗料をポンポンたたき付けたり…

塗装剥げ、小傷的な感じを狙いスポンジやら筆でちょいちょいっと…

えいや!とシルバーでドライブラシを施してみたり…

ガルマと合流から多少は地上の作戦に使用された事を想定して足回りのみでほんのり土汚れ要素も追加…

トドメに雨垂れ?オイル漏れ?も書き込みます。しかし、ここ一番上手く行かなかったし、どうすりゃええのかちょっと想像付かなかったので少しで止めました。今後の課題。

これにて、本当に完成ッ!

もちろん計画性が一切無いもんで失敗が恐ろしい…という気持ちもありましたが前回記事で記載したように、わりとこの仕上げの作業時は「やりたい事やった結果、しくじったらそれはそれで良いや。」と素直に思えるようになっておりましたのでもぅ恐れること無く、無心でガンガンと進めてしまいました。遂に終わったんです。終わったんですよ。このザクII。

おわりに。

ここから3年…遂に完成となりました。立たせ方もキモいし、撮り方もキモい。更には肩関節逆に付いてるやんけ。

工作〜塗装〜完成までの各セッションにて随分と寝かせましたが、その分やりたい事をゆっくり詰め込めた模型となりました。

前作HGUC 陸戦型GMからウェザリング仕上げが続きましたが、楽しさを発見したり、まだまだ上手いこと行かなかった部分も随分見えてきましたので次回ウェザリング仕上げで何かを作る際には、今回の経験と課題となる部分を思い出して作りたいですね。

近日中にカメラでしっかり撮影してアップしたいと思います。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

HGOG ザクⅡ #06 仕上げの前に

制作期間、足かけ3年。

さて。前回オリジンザク#05の記事をアップしたのが2019年の9月だったので実に9ヶ月ぶりの記事更新です。幼少期、近所のスーパーに売ってあった“元祖SDガンダムワールド νガンダム”を死んだばっちゃんに買って貰ってから、僕の模型遊びは始まった訳ですが、一つの模型をこんなにも長く仕上げきらなかったのは初めての体験です。

【ご注意】本記事は制作が進みません。おセンチなお気持ち表明記事です。

一度”仕上げてしまった”もの…

このザクは僕が高校卒業以来キッパリ止めていた模型をおおよそ10年ぶりに再開させてくれたガンプラです。また大変ありがたい事にこのザクの制作過程をTwitterにアップするたびに沢山の友人と出会う事ができました。

そんな中で色々ありつつ、2019年オラザク選手権にエントリーする事を(それまでに完成させることを)目標に制作していたわけですが、自身のスケジュール管理が非常に甘く、塗装〜仕上げの段階にかけて徐々に締め切りに終われ、最後には半ばやけくそ気味に”仕上げてしまった”のです。

楽しいの果てが重荷へ。

「果たしてこのままで良いのか?」と思いつつも、オラザクエントリーを一応なりにも済ませてしまった僕は満足感も感じてしまい(そもそもエントリー後は数ヶ月模型を一切やらない日々が続いた訳ですが)このザクをまた長いことしまい込んでしまいました。更に言えば、思い出に溢れるこのザクがある一定の時期からまさかの重荷にまでなるという怪現象にも襲われます。

今がその時だ。

しかしそんな中僕に転機が訪れます。

前作、HGUC陸戦型GMを制作した際にウェザリング仕上げに対して少なからずの手応えを感じたのと同時に「まだやれる。もっとこうしたい。」という制作の欲が残りました。

この欲は「今すぐ僕が格好いい!と思える姿に仕上げてやる!」と超音速でザクへと向かいました。やらきゃなぁ…という重荷からやりたいへと180度方向転回です。

これ間違いなく“今がその時だ!!!”

*林先生っぽいなぁ。って思った貴方。早くオープンゲットしてください

真!!”チェンジ”

また、ここから先は当初仲間内にだけにポロッと白状して置くに留めようと思っていた事ですが、何というか僕の模型生活の良い区切りになりそうなので残しておきたいと思います。

僕は模型復帰と同時にTwitter(とブログ)を始めました。次第にTwitterの気軽さや友人との交流に楽しさを覚えつつ、ぼんやりと目標が出来ました。それは自分が好きなよーに作った模型で1,000いいねを獲得することです。

先日この目標をようやく達成することが出来ましてありがたい限りなのですが、好きなように作っているつもりでいて想像以上にこの“いいね”に捕らわれていた事にも同時に気がつきました。この目標設定が知らぬ間に自分を悩ませる”怪物”となっていたんですね。

なんやかんやで“自分で招いた怪物”をやっつけた今、気軽に自分のしたい模型遊びが出来るようになったと感じています。これはただの独白ですので、「こうしたらいいよ」と人様にお説教をする気は毛頭無いのでご容赦頂きたいのですが、余計な事を考えずとも模型は十分楽しいのだ。

…っーかある意味でこのザクの進みの悪さはこの怪物との戦いの課程だったのかもなぁ(笑) あ。今はデカールチマチマ貼ってます。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

HGOG ザクⅡ #05

足かけ2年間。完成までもう少し。

実はこのザクは2017年夏、思い立って10数年ぶりに模型制作に復帰する際に作り始めました。アウトラインを決めに掛かる工作までは久しぶりの模型制作と言うことも相まって、楽しく良いペースで進んでいたのですが製作中に愛娘の誕生、途中何故かHGUCザクに浮気をしたり、ガンプラコラボ一番クジで当たってしまったコアファイターを作ってみたり、ターンエーガンダムを作ってみたくなったりと、おおよそ1年半〜2年ほど寝かせておりました。

工作編 総まとめ

と言うわけで前回の記事から2年ぶりの更新となりましたので、過去記事と内容の重複が若干生じますが、完成前に一度工作箇所を総まとめした記事をエントリーさせて頂きます。

追記

*ありがたい事にTwitterから見に来て頂いている方が予想以上に多いので、ツイート時のアイキャッチ画像に設定しておりました説明画像の1枚絵も貼っておきます。内容は本文とほぼ同じなので、お好みの方をご覧下さいませ。

頭部の工作について

目付きが鋭くなるように、分割ラインで削り込み、ツバの部分を前方に延長。パーティングライン等のディテールを好みにより簡略化、アンテナパーツにはシャープ化しました。

モノアイはキットパーツを穴空け後、Hアイズを接着、その後削り込みにより上記の様なツライチになる様に加工しました。首パーツは可動をオミットし、スタイルを優先。具体的にはエポパテにて新造しました。

胴体の工作について

マッシブなザクIIを表現するべく、胴体両サイドのアーマー部?をエポパテにて角張ったラインに変更。また胴と肩の繋がりが”決まる”様に肩フレームを新造しました。

スカート部は股間、フロント、サイド、リヤアーマー全ての部位の縁にポリパテを使用し各部を延長しつつ大型化。

腰に生じる稼働用の隙間をエポパテで埋めました。

殆ど見えませんが、見ようと思えば見えるリアスカート裏は上記画像のようにそれっぽくアーマー裏にディテールを作っています。

腕部の工作について

前腕部は合わせ目箇所に1.0mmプラ板を挟み幅増し。前腕裏のパーツと肘アーマーを好みで形状変更かつ大型化して幅増し工作の際に生じた隙間を埋めています。また腕関節も同様に両サイドに0.5mmプラ板を張り付け、不自然な隙間が生じないようにしました。上腕部もプラ板やポリパテを使用し好みにて形状変更しています。

拳と前腕の隙間が目立っていたので、拳側のボールジョイント軸を短縮加工。合わせて0.5mmプラ板を接続部に噛ませて隙間が生じないように加工しました。

脚部の工作について

太ももは上面にてプラ板にて2mm延長。延長後、横幅をエポパテとポリパテを使用してトータル2mm〜3mm程度ボリュームアップしています。またスネパーツの上面に1mmプラ板を貼り付けて延長しています。

アンクルアーマーがスリッパに対して垂直になっていたのを、広げた足のラインと自然な印象になるように角度を付けて接続できるようにしました。

スネパーツのバーニア等のディテールは好みで一部簡略化。スネのモールドの形状に緩い印象があったので、ニードル等で彫り直すことによりメリハリを付けました。

その他

アウトラインの変更等大まかな部分の工作は以上となりますが、その他失念している部分が多々あるかと思います。宜しければベースキットと比べてみて頂ければ幸いです。

実は…一度完成しています。

実はこのザクは恐れ多くも第22回全日本オラザク選手権にエントリーさせて頂いたのですが、自身の制作スケジュール管理が大甘でして仕上げ面にて駆け足になってしまい現状の仕上がりに少し心残りがあります。

よって一度完成?させた模型ではありますが「本当はこうしたかった!」と自身が納得出来るように追加で仕上げ表現を施していきたいと思います。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

HGOG ザクⅡ #04

ヘッドパーツの縁を形状変更。

前回の工作から大きく変わったのは…

ボディ側面をくり抜いて、肩フレームを新造したところ

アンテナが無いヘッドパーツも加工

前回更新から空いてしまいましたが、現状のオリジンザクです。

  • ヘッドパーツのモールド等、細かい形状を変更。
  • アンテナ無しヘッドパーツ、アンテナ有りに合わせて形状変更。
  • 胴体と肩の接続部修正。肩フレームを新造
  • その2 記事で加工したパテの曲面加工の面を修正(途中)

以上の改修を追加で行いました。

主にパテ盛り工作にてボリュームアップを施したスカートや太ももに綺麗なアール面を出せず、何度も盛っては削りを繰り返しています。

プロポーション変更工作に関しては、シルエットを変える所までは簡単かつ、成果が目に見えて分かるので記事にしやすいのですが、工作の課程で一番大切なその後の詰め作業(整面作業等)は記事にしづらいものです。

大まかな改修は済んでいるので急がず丁寧に各面を修正して、細部の調整〜塗装作業に入りたいと思います。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

HGOG ザクⅡ #03

やはり太ましく!

引き続きボリュームアップ加工を中心に弄っております。前回加工時に加えて、、、

  • ボディの両側のパーツを角ばった形に形状変更
  • スネパーツ上部を、縁の部分から1mm延長

上記のような改修を行っております。

盛ったり形を変えたりしているパーツ全て荒すぎる状態なので、修正&ペーパー掛けをある程度した後にディテールアップに移ります。昔からディテールアップが苦手なので大変不安です。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!