定規も使わない。装甲裏等のディテール表現

極力簡単に

「ディテールアップ」ガンプラを始めとしてプラモデルを制作する上で頻繁に聞く言葉ですよね。今回は主に覗いて見なければ見えない様な部分、装甲裏等のディテール表現に対して、僕が普段している工作方法をこの記事にまとめたいと思います。

1.ディテールのデザインを考える。

まずは、どういったディテールを追加するのかデザインを考えます。

直接パーツにシャーペン等を使って書き込むのも良いと思いますが、僕はデザインのやり直しや微調整のしやすさから、ディテールを入れるパーツの面を撮影し、PCに取り込んだ後”Adobe illustrator”というPCアプリを使用してデザインを考える事が多いです。

そもそものデザインをどうすれば良いのか?という所に関しては、正直好みだったり慣れがある部分かと思いますのでここでは割愛しますが、好きな作品のディテールを参考にするのが一番手っ取り早いと思います。

2.ディテールを入れる部分の大きさを測る。

測ると言っても、極力簡単に進めたいので定規等の数字には頼らない方法をとります。

上記画像のようにマスキングテープ(以下マステ)をパーツ裏面に貼り付けます。逆エッジ(キワ)の部分を爪楊枝等でなぞる(擦る)と境目がはっきりしますので、そこを目安にシャーペンなどでマステに線を書き込みます。

3.マステをプラ板に貼り付けて整形する。

先ほど線を書いたマステをプラ板に貼り付けます。

サイズや狙っているディテール表現によってプラ板の厚さは変わってくるかと思いますが、僕は大抵1/144、1/100に関わらず0.3mmプラ板を使用しています。

マステに書いた線を頼りに”ハサミ”でほんの少し大きめにプラ板をカット。何故ハサミなのか?答えは簡単、一番手間無く簡単にプラ板を切れるからです。

とはいえ普通のハサミでプラ板をカットすると断面が少し潰れますので、大きめにカットした余白分の調整と合わせて断面を600番の紙ヤスリでならします。

今回のように左右で2つディテールのパーツを作らなければいけない場合は、ハサミでパーツをカットした後、両面テープを用いてプラ板を2枚重ねた状態でパーツの整形を行うと、ほぼ同じ形のディテールパーツを1回の作業で作成出来ます。

4.マステを剥がしパーツをカット

考えたディテールのデザインを切り出したプラ板にシャーペンで書き込みます。

この程度のレイアウトであればフリーハンドの書き込みで十分だと思います。

ざっくりとデザインナイフ等でカットします。

デザインナイフの刃の長さでパーツ切り出しが可能な場合、定規などを使わず上からブツっと押し切りが出来るかと思います。

仮にプラ板の面積が広い、考えたディテールデザインの都合で1回の押し切りで対応出来ない場面でも僕は切り足し切り足しで定規は使わないんですがね…(面倒くさがり。)

*左右のシンメトリーを出したいので上記に記載したようにこの段階でもパーツは両面テープにて2枚貼り付けた状態でカットしています。

5.パーツの貼り付け

ナイフで切り出したパーツを貼り付けます。

この際貼り付けてから多少動かせるという面から接着剤はタミヤセメント白蓋を使用するのが好みです。ただし、接着剤の量が多すぎるとパーツからはみ出してしまい仕上がりに影響するので、極力少なめに接着剤を着けるように気をつけると良いと思います。

大まかなディテールパーツを貼り付けた後、更なる凸モールドや、スジボリ等を心ゆくまで追加します。…流石にスジボリするときはガイドテープや場合によって定規を使います。(タイトル詐欺)

おわりに。

見える場所にディテールを追加するならともかく、今回のようにほぼ見えない部分に追加する分には測る作業を省きつつ、自分だけのカッコいいディテールを追加することが出来るかと思います。あぁ…それにしてものぞき込まないと見えないって素晴らしい。