HGOG ザクⅡ #05

足かけ2年間。完成までもう少し。

実はこのザクは2017年夏、思い立って10数年ぶりに模型制作に復帰する際に作り始めました。アウトラインを決めに掛かる工作までは久しぶりの模型制作と言うことも相まって、楽しく良いペースで進んでいたのですが製作中に愛娘の誕生、途中何故かHGUCザクに浮気をしたり、ガンプラコラボ一番クジで当たってしまったコアファイターを作ってみたり、ターンエーガンダムを作ってみたくなったりと、おおよそ1年半〜2年ほど寝かせておりました。

工作編 総まとめ

と言うわけで前回の記事から2年ぶりの更新となりましたので、過去記事と内容の重複が若干生じますが、完成前に一度工作箇所を総まとめした記事をエントリーさせて頂きます。

追記

*ありがたい事にTwitterから見に来て頂いている方が予想以上に多いので、ツイート時のアイキャッチ画像に設定しておりました説明画像の1枚絵も貼っておきます。内容は本文とほぼ同じなので、お好みの方をご覧下さいませ。

頭部の工作について

目付きが鋭くなるように、分割ラインで削り込み、ツバの部分を前方に延長。パーティングライン等のディテールを好みにより簡略化、アンテナパーツにはシャープ化しました。

モノアイはキットパーツを穴空け後、Hアイズを接着、その後削り込みにより上記の様なツライチになる様に加工しました。首パーツは可動をオミットし、スタイルを優先。具体的にはエポパテにて新造しました。

胴体の工作について

マッシブなザクIIを表現するべく、胴体両サイドのアーマー部?をエポパテにて角張ったラインに変更。また胴と肩の繋がりが”決まる”様に肩フレームを新造しました。

スカート部は股間、フロント、サイド、リヤアーマー全ての部位の縁にポリパテを使用し各部を延長しつつ大型化。

腰に生じる稼働用の隙間をエポパテで埋めました。

殆ど見えませんが、見ようと思えば見えるリアスカート裏は上記画像のようにそれっぽくアーマー裏にディテールを作っています。

腕部の工作について

前腕部は合わせ目箇所に1.0mmプラ板を挟み幅増し。前腕裏のパーツと肘アーマーを好みで形状変更かつ大型化して幅増し工作の際に生じた隙間を埋めています。また腕関節も同様に両サイドに0.5mmプラ板を張り付け、不自然な隙間が生じないようにしました。上腕部もプラ板やポリパテを使用し好みにて形状変更しています。

拳と前腕の隙間が目立っていたので、拳側のボールジョイント軸を短縮加工。合わせて0.5mmプラ板を接続部に噛ませて隙間が生じないように加工しました。

脚部の工作について

太ももは上面にてプラ板にて2mm延長。延長後、横幅をエポパテとポリパテを使用してトータル2mm〜3mm程度ボリュームアップしています。またスネパーツの上面に1mmプラ板を貼り付けて延長しています。

アンクルアーマーがスリッパに対して垂直になっていたのを、広げた足のラインと自然な印象になるように角度を付けて接続できるようにしました。

スネパーツのバーニア等のディテールは好みで一部簡略化。スネのモールドの形状に緩い印象があったので、ニードル等で彫り直すことによりメリハリを付けました。

その他

アウトラインの変更等大まかな部分の工作は以上となりますが、その他失念している部分が多々あるかと思います。宜しければベースキットと比べてみて頂ければ幸いです。

実は…一度完成しています。

実はこのザクは恐れ多くも第22回全日本オラザク選手権にエントリーさせて頂いたのですが、自身の制作スケジュール管理が大甘でして仕上げ面にて駆け足になってしまい現状の仕上がりに少し心残りがあります。

よって一度完成?させた模型ではありますが「本当はこうしたかった!」と自身が納得出来るように追加で仕上げ表現を施していきたいと思います。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

HGCC ∀ガンダム #04

掘り直し、一次整面終了。

前回記事から引き続きチマチマと掘り起こし~整面作業を続けて20日位かかってしまいましたが、無事一次整面が完了しました。

サフはサフで格好いい。

二次整面に入るので、一度大雑把にサフを吹きました。

せっかく掘った部分を不用意に塗料で埋めては本末転倒なので、クレオスの1200番サフをハンドピース吹きました。

思ったよりも、リカバリーの必要が無さそうで一安心。ただし、お部屋を掃除せずにサフを吹いてしまったので埃を拾いすぎました。塗装する際はお部屋の掃除機かけ~水拭きは大切だと改めて思いました。幸い確認用のサフですので埃ごと磨いていきます。

よしなに

最終の表面処理も決して軽い作業量では無いのですが、取りあえず僕のターンエーガンダム作りもいよいよ佳境を迎えました。

これから怪しい部分への各種埋め材(瞬着やラッカーパテ等)を使いつつ800番ペーパーで面を追い込んでいきます。

6月中に完成を目指すべく油断せず進めて参ります。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

2019 GW 平成から令和へ

平成最後の撮影

4/28 弘前公園 さくらまつりにて。青空の大勝利。

“SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM” ss1/4,000 f/3.5 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/640 f/2.8 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/100 f/6.3 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/1,250 f/3.5 ISO100

少し咲きすぎたと言うか、散り始めで満開状態とはなりませんでしたが、2枚目の通り名物?である公園外堀の花筏に関しては見頃のコンディションとなっておりました。そしてなにより、この上無い快晴の中、今年もこうしてお花見に出向けたことを嬉しく思いました。

4/30 フェリーにて函館へ。

“SIGMA 30mm F1.4 DC HSM ” ss1/10 f/1.4 ISO100

f値1.4は伊達じゃない。フル換算50mm程度の標準域かつ、数段絞った解像度の高さから主に娘を撮影するのに多用していたのですが、ギリギリこういう絵も手持ちで撮れちゃうのはありがたいです。三脚使ったら良いのでは?…それは言わないお約束です。

平成から令和へ。

5/1 函館五稜郭公園にて。桜は満開ながらあいにくの曇り空。

“SIGMA 30mm F1.4 DC HSM ” ss1/250 f/7.1 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/160 f/9 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/640 f/3.8 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/160 f/8 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/4000 f/2.8 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/250 f/3 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/800 f/3 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/100 f/4.5 ISO100

“TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MAC” ss1/60 f/8 ISO100

桜の開花状況はほぼ満開で良いタイミングでお散歩が出来ました。逆に天気は曇り気味となってしまいましたので、淡いコントラストを意識して現像してみました。

5/2 函館 石崎地主神社にて 神社の造形って素敵。

“SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM” ss1/60 f/5.6 ISO100

“SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM” ss1/60 f/5.6 ISO100

ドライブがてら寄ってみた神社です。造形の細かさを見ているとワクワクしませんか?

あとがき

史上最大?10連休を幸いなことにゆっくりと過ごすことが出来ましたので、桜の名所弘前公園、妻の実家の函館と写真撮影も存分に楽しむ事ができました。

反面、心残りがせっかくの函館だったので夜景撮影や工場といった普段中々撮れないスポットにも出向きたかったのですが、函館に着いてからは毎日お昼からお酒を飲んでしまい夜はスヤスヤでした(自業自得)

明るさが整った状態が多かったので、花などに寄ったマクロ的な絵が多めになっておりますが、最近実は娘を広角レンズで撮る楽しみも覚えました。良い塩梅にパースが着くと楽しいものです。

HGCC ∀ガンダム #03

大敗…

結論から言うと、”GW中に作りきる!HGCCターンエーガンダム”でしたが余裕で間に合いませんでした。

独特のモールドの彫り直し〜整面作業に相当の時間を取られてしまいましたが、ここまで一個のキットで整面のみやり続けることは無かったため、とても良い経験というか良い修練になり、製作中に”おぉ…上手くなってるかも”という実感も湧いております。

もはや”精神と時の掘り”状態です。(なんの事やら…)

GW成果(進捗)

見たまんま足です。

サイドアマーマの処理は人生で一番上手く出来たと自負

魂を込めた胴体。すごく時間がかかりました(汗)

よしなに。

連休中には上記の通り下半身〜胴体部までの掘り起こし作業、400〜600番までの一次ペーパー処理作業まで完了しました。

残るは両腕と顔と武器類といった所まで来ましたが、ブレずに基本工作の徹底をテーマに掲げ直し制作を進めてまいります。

次回記事では、全パーツ一次整面チェック用のサフの薄吹きまでを公開できればなと思っております。

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

HGCC ∀ガンダム #02

少し弄ります。

各部後ハメ等の下準備は全て前回までに(前記事リンク)終えましたので、今回はほんの少し間接部の調整やディテールアップ工作を行います。

間接部の調整

首関節の延長

首パーツを1mm程延長。それに伴い、元々PC素材だった部分はジャンクパーツのプラ素材に置き換え。補強として真鍮線を通しております。

股間接軸の調整

股の軸にそれぞれ1mm弱ほどの自作リング(コトブキヤの○モールドを加工)を噛ませてそれぞれ外側に1mm太ももをオフセット出来るように調整。
*合わせて軸自体も1mm程伸ばしています。

…両方とも大変素晴らしい模型を制作している諸先輩のアイディアを拝借致しました。細かい調整ですが抜群の効果です。脱帽でございます。

エッジのフォローとディテールアップ

エッジのツンツン化工作

各部、バンダイの安全基準の都合上?エッジに”きりかけ”が見られます。かけてる部分にパーツと同色のランナータグを接着力が売りのMr.セメントSPを使用して貼り付け。乾燥後不要な部分を削り込んでエッジを尖らせます。

ターンエーの美しさの象徴でもある肩と胸の弧を描くようなラインを綺麗に繋げるべく肩の先端部を修正。

思いのほか気になる足の先端部も勿論修正。

*多少隙間が出来てしまった部分は表面処理のタイミングでシアノン(瞬間接着剤)を補填し調整をする予定です。

装甲裏のディテールアップ




0.3mmプラ板を貼り付けて装甲裏のディテールアップ処理。

見えづらい部分なので、少しくどいというか大げさにしてみました。イメージしたのは昆虫の羽とAの字です。見えづらい部分なのに今作の魅せ場です(矛盾)

今回装甲裏のディテールアップ工作について僕なりの方法を別記事にまとめましたので、もし宜しければ合わせてご覧下さい。

足裏の肉抜き穴のフォロー

ディテールと解釈できなくもない程度の肉抜き穴ですが、上記の様に修正。モールドの形状を考えると完全に埋めるとなると処理が面倒(というより僕はこの部分の精度を出す自信が無い)なので、エバーグリーンのスリット入りプラ板を肉抜き穴と同じような形にカットして差し込み。

ライフルのディテールアップ

銃口が抜きの都合で開いていないのでカットしてアップデート。また、前回記事で書き忘れておりましたが、グリップはCカットにて後ハメ加工をしています。

工作終了、よしなに。

各部細かい調整程度とはなりましたが、これにてキットの改修は全て完了。

ニードルやスジボリカーバイト等を使用して塗装時にスミが綺麗に流れるよう、各部モールドの彫り直し作業後、表面処理を行いたいと思います。

表面処理は普段のつや消し仕上げであれば、キズの調子を見ながら600番までのペーパー処理でフィニッシュとしているのですが、今回は極力滑らかな表面を目指すべく、800番まで各パーツの表面処理を行う予定です。

*一番大切な工作であろう、ヒゲのシャープ化ですが、ともかく破損が怖いので塗装直前まで我慢です。

キット購入から約2週間でここまで来ました。”お手軽にサクサク進めるプラモデル制作”…めちゃくちゃ楽しいですね。ちょっとハマってしまいそうです:-)

それでは皆様も楽しい模型ライフを!

定規も使わない。装甲裏等のディテール表現

極力簡単に

「ディテールアップ」ガンプラを始めとしてプラモデルを制作する上で頻繁に聞く言葉ですよね。今回は主に覗いて見なければ見えない様な部分、装甲裏等のディテール表現に対して、僕が普段している工作方法をこの記事にまとめたいと思います。

1.ディテールのデザインを考える。

まずは、どういったディテールを追加するのかデザインを考えます。

直接パーツにシャーペン等を使って書き込むのも良いと思いますが、僕はデザインのやり直しや微調整のしやすさから、ディテールを入れるパーツの面を撮影し、PCに取り込んだ後”Adobe illustrator”というPCアプリを使用してデザインを考える事が多いです。

そもそものデザインをどうすれば良いのか?という所に関しては、正直好みだったり慣れがある部分かと思いますのでここでは割愛しますが、好きな作品のディテールを参考にするのが一番手っ取り早いと思います。

2.ディテールを入れる部分の大きさを測る。

測ると言っても、極力簡単に進めたいので定規等の数字には頼らない方法をとります。

上記画像のようにマスキングテープ(以下マステ)をパーツ裏面に貼り付けます。逆エッジ(キワ)の部分を爪楊枝等でなぞる(擦る)と境目がはっきりしますので、そこを目安にシャーペンなどでマステに線を書き込みます。

3.マステをプラ板に貼り付けて整形する。

先ほど線を書いたマステをプラ板に貼り付けます。

サイズや狙っているディテール表現によってプラ板の厚さは変わってくるかと思いますが、僕は大抵1/144、1/100に関わらず0.3mmプラ板を使用しています。

マステに書いた線を頼りに”ハサミ”でほんの少し大きめにプラ板をカット。何故ハサミなのか?答えは簡単、一番手間無く簡単にプラ板を切れるからです。

とはいえ普通のハサミでプラ板をカットすると断面が少し潰れますので、大きめにカットした余白分の調整と合わせて断面を600番の紙ヤスリでならします。

今回のように左右で2つディテールのパーツを作らなければいけない場合は、ハサミでパーツをカットした後、両面テープを用いてプラ板を2枚重ねた状態でパーツの整形を行うと、ほぼ同じ形のディテールパーツを1回の作業で作成出来ます。

4.マステを剥がしパーツをカット

考えたディテールのデザインを切り出したプラ板にシャーペンで書き込みます。

この程度のレイアウトであればフリーハンドの書き込みで十分だと思います。

ざっくりとデザインナイフ等でカットします。

デザインナイフの刃の長さでパーツ切り出しが可能な場合、定規などを使わず上からブツっと押し切りが出来るかと思います。

仮にプラ板の面積が広い、考えたディテールデザインの都合で1回の押し切りで対応出来ない場面でも僕は切り足し切り足しで定規は使わないんですがね…(面倒くさがり。)

*左右のシンメトリーを出したいので上記に記載したようにこの段階でもパーツは両面テープにて2枚貼り付けた状態でカットしています。

5.パーツの貼り付け

ナイフで切り出したパーツを貼り付けます。

この際貼り付けてから多少動かせるという面から接着剤はタミヤセメント白蓋を使用するのが好みです。ただし、接着剤の量が多すぎるとパーツからはみ出してしまい仕上がりに影響するので、極力少なめに接着剤を着けるように気をつけると良いと思います。

大まかなディテールパーツを貼り付けた後、更なる凸モールドや、スジボリ等を心ゆくまで追加します。…流石にスジボリするときはガイドテープや場合によって定規を使います。(タイトル詐欺)

おわりに。

見える場所にディテールを追加するならともかく、今回のようにほぼ見えない部分に追加する分には測る作業を省きつつ、自分だけのカッコいいディテールを追加することが出来るかと思います。あぁ…それにしてものぞき込まないと見えないって素晴らしい。