旧キット(ガンプラ )制作をフランクに楽しむ! 旧ザク#03

2020年12月19日

さっくり挑もう!旧キット!をスローガンに夏頃に制作を始めて気がつけば秋が終わり季節は冬。毎度のことながら手の遅さに苦笑いしてしまいます……。それも仕方あるまい。だって僕には愛する家族、飲酒、スパロボ、Netflix、飲酒があるから。

と言うわけで。前回迄に工作を終えた旧ザクを人生初の水性塗料を使いつつ、これまた今まで挑戦したことが無かった筆塗りの全塗装で仕上げていきましょう!

水性筆塗り塗装(+α)の過程はnippperに寄稿していたよ。

仕上げていきましょう! と始めましたが、実はその挑戦課程を pが3つでお馴染み、ニッパーを握るすべての人と、モケイの楽しさをシェアするサイト nippper にて一通り楽しみつくしたのでそちらをご覧ください!

以上! 旧ザク!! 完!!!

ろろ

はい。お馴染みの流れですね。ついつい『ろろのブログ』だとふざけちゃうの///

気楽に書けるからね。ここ『ろろのブログ』は。

と言うわけで。上記3記事で旧ザクの塗装は完結してそうな空気感を漂わせましたが、実はまだまだ遊べる幅があります。

ただ、ここから先は工程が多いんですよ。んでもってココ! ってポイントに内容絞れないんだなぁ。全部後からジワジワ効いてくるぞ…ぐふふ…。とダラダラと長ーいお話になる。それなら完全に趣味として書ける『ろろのブログ』で! と思ったわけですね。

と言うわけで皆さん。ファジーな感じでドロドロ汚していく過程をどうか優しい気持ちでご覧下さいね。

タミヤからクレオスへバトンタッチ!もっと色を色々重ねて行く。

ここからクレオスのターンです。まず暗部を強調すべく下地に近い色の『Mrウェザリングカラー フィルタリキッド』をエッジや逆エッジ、あとはモールド周りにおもむろに筆でペタペタ乗せていきます。ザクのボディなんでグリーンですね。そして僕は薄めないで原液使用してます。

多少コシのある筆の方がやりやすいかもしれない。安い筆の毛を半分位カットすると使いやすいかも。

続いて、境目辺りを目がけて薄め液を目一杯拭き取ったドライな筆でもにょもにょとぼかしていきます。薄め液ドライブラシとでも言っておこう。

あ。サイドアーマの合わせ目微妙にしくってるやんけ…。後で傷として処理しよっと。

フィルタ・リキッドが残った箇所がええ感じにくすみます。この画像だと反射してむしろ発色しちゃってるようにも見えなくも無いけど乾けばくすみます。

影挿しにもう一手挟みます。心の中に居る美術家を呼び覚まし「ココは絶対影にだろ!」という場所に絞り紫を乗せていきます。ちなみに僕はずーっと絵が描くのが苦手で美術の成績はいつも2でしたが心の中にはゴッホがいます。

緑同様、薄め液ドライブラシで境目ぼかしました。分かりますか?紫を差した効果が

紫はボディの出っ張りの下面、スカートの下の縁辺り、ふんどしの窪んでいる所に塗って暈かしたのですが、ほぼ何にも効いてない?感じがしますよね。でもそれでいいです。多分後で複雑に絡み合って効いてくるはずなのと、「ここ…拘りで紫を入れて影を表現したんですよ…」と、どや顔で説明すれば「おぉ!凄い(気がする)!」と褒めて貰えると思います! やったね!

影あるところに、光ありッ!! 正義の味方になりきってハイライトに丁度良いイエローを挿していきます。ってもこれは簡単で緑の時と逆に面の中心部に適当にペタペタすればそれっぽくなる! と強い気持ちで挑みます。

訳分からんけど何かそれっぽいのが楽しいですね。

さて最後に。『Mr.ウェザリングカラー マルチホワイト』を嘘でしょ? ってくらいカサカサにしたドライブラシにてエッジ付近に乗せていきます。均一なハゲチョロみたいな感じ。さて、ここまで沢山色を重ねたみましたが如何でしょうか? 色味が更に溢れてこれは…スーパーで売っているスイカみたいですね!(良いのかそれは?)

おわりに。

いやー!この記事で残り全部の工程を書いてしまおう!と思ってたんですが、なんぼ何でも長くなりすぎる予感がしてきたので今回はココで区切らせていただきます。(あと事情あって少しでも総記事数増やしたいと思っている。)

同様に腕とかの青い部分も進めておいて、次回は黒系統中心のウォッシングの流れでも書こうと思います。

ろろ

さっくり挑もう!が毎回じっくり挑もう!になっちゃうんですよね。僕ってほら、完璧を求めるタイプですからね。ちなみに好きな言葉は"だいたい"です。おしまい!!!

2021/02/26 追記。

ごめんね…。続きを書こうと思ってたんですが、勢いに任せて課程の写真撮るのすっかり忘れてたので一旦ここで"制作記"は締めになります。上記の通り最後にぴゃぴゃーっと黒っぽい色をウォッシングしたりしてフィニッシュしました。

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