前回までの工作について。
- 首を1mm程度プラ板挟んで伸ばす。
- 腰の接続部で1mm程度プラ板挟んで伸ばす。
- 太ももの接続軸で1mm程度プラ板挟んで伸ばす。
とっても格好いい"MG F91 Ver2.0"ですが、己の好みに寄せるべく、主にプロポーション工作の前準備をしておりました。引き続きもぅちょい弄ります。
ケツ周りのボリュームアップ工作を色々。
ふとももの形状変更工作|プラ板のターン。
前回1mmほど軸受けにスペーサーを噛ませて伸ばした太ももでしたが、もう少し長くても良いかな?と思い直して軸にて2mm強延長。(画像はまだ1mmしか伸ばしてないけど)
どうも昔から、MSのふとももが接続部につれてすぼまっていく形状が好きになれないので、形状変更工作をします。そこでまず太ももの外装カバー上部をノコギリで切断して……
ここまでプラ板を使用しての形状変更&幅増し工作。もう少し太ももにボリュームが有った方が好みなので続いてパテ類を使って形状変更をしてみます。
ふとももの形状変更工作|エポパテや瞬着パテのターン。
エポパテはA材、B材を練り合わせてから1時間位は粘土みたいに形をいくらでも調整出来るパテなので、基本的には一発で理想の形を作るのに適しているはずなのですが、僕はエポパテを盛りつけるのがハチャメチャに下手クソなので複数回盛っては削りを繰り返します。昔から一向に成長できないんですよね。なんでかなー。ちくしょう。
頑張って盛り削りを繰り返す内に、曲面のうねりに対応するには粘度が高いエポパテだと辛くなってくるので、一定のタイミングでトロっとしたペースト状のパテにシフトチェンジ。
ポリパテや光硬化パテ何でも良いんですけど、パテの境目が薄くなったりするとパリッと剥げちゃう恐れがあったので、食い付き番長の瞬間カラーパテ(シアノンでも良い)+ベビーパウダーを混ぜて使う"し瞬着ペースト"を今回は採用します。硬化待ちがほぼ無いってのも嬉しいですしね。
ここまで来るのに…盛って削って6セット位? 形が出ない!って時は削りが足りないのではなくて大体盛りが足りないので、削って駄目なら躊躇無く盛るのが僕は好きです。面倒ですけどね。
スカート周りの大型化
太もものボリュームアップ工作に合わせてフロントスカートも大型化したくなったのでやります。しかし、MGって内部フレームだったり色分けの工夫が凄いので何処に刃を入れるか悩ましい事が多いっすよね。
まだやっていないんですが、フロントスカートのバーニアは上下切断の上、塗装後に接着してあげれば大丈夫でしょう。
余談。延長工作等にハイパーカットソーはメチャクチャ便利だよ。
高校生の頃からプロポーション変更工作は大好きで太ももや、腕とかノコ使ってギコギコ切断していたんですが、大人になって模型復帰して以来、ずっと"シモムラアレック 職人堅気 ハイパーカットソー"を愛用しています。
従来のプラモ用ノコギリってイマイチ切れ味が悪くて、切断面がガタガタの荒々しい感じになって困ったりする事もしばしば有ったのですが、ハイパーカットソーシリーズは刃がハチャメチャに薄く、とっても切れるので切断面のガタつきがに悩まされることが無くなったからです。
僕が愛用しているのは、刃の耐久性を重視して、通常より刃を少し厚く(0.1mm→0.15mm)したイージーモデル(ビギナー向け)ですが十分良く切れます。切りシロも0.05mm増すんでしょうけど、流石に気づけませんしね。プロポーション改修に挑戦するってな方には超おすすめのノコです!以上!CM終わり!
腰の隙間はエポパテでスペーサー噛ませて隠す
スカート部とウエストの隙間が生じたので、エポパテをグルッと巻いてウエストに合わせて整形。ちょっとクビレ感?が無くなってしまったので、形状はもう一工夫したい所ですね。
ここまでの工作でこんな感じに。
加工した部分に捨てサフ吹いて形状チェック。だんだん好みに寄ってきた!僕はねぇ、ケツ周りがデカいのが好きなんですよね!ザクでもガンダムでも……グラビアモデルも!!!
おわりに。
はい。とりあえず区切りが良いのでこの記事はここまで。緑ザクを作って以来のパテ類を使ったボリュームアップ工作の真っ最中ですが、良いも悪いも"自分の形"になっていくのはやっぱり超楽しい。
まぁ左右の形が合わなくて大変な思いをしたり、弄る前の元の方が良かった気もする……ってな事にもなったりもするのですが、そんなヤキモキも面白いですね。
途中になっている腰周りと、顔の形状変更ってかイケメン化が済めばプロポーション変更工作は終わりかな? 自分でもわかんねーな笑 おしまい!!!